100周年みんなのメッセージ
「北陸電力羽松会(羽咋高校同窓会)のご紹介」
北陸電力羽松会名誉会長 堀田 正之 (高 第26回生)
この度は、羽咋高校創立100周年を迎えられ誠におめでとうございます。同窓生の一人として、一世紀にわたり有意な人材を輩出してきた母校を誇りに思っております。また、この度は「先輩から現役羽咋高校生へのメッセージ」を伝える場を頂き感謝申し上げます。
私は北陸電力(株)の一員として、これまで北陸地域を中心に、電力の安定供給と多様な電源構成のもと低廉な電気料金の提供に心血を注いで参りました。現在では、電力自由化により電力間の競争が激化しておりますが、私共の基本的な考え方は、公正で厳しい競争を行う一方で、公益の精神を大切に電力の安定供給の責務を全うしていくことです。電力を取り巻く環境は厳しさを増しておりますが、何としても電力の安定供給を守っていくとの決意です。
北陸電力には多くの羽咋高校出身者が各分野で活躍しております。火力部門(石油・石炭・LNGなど)、水力部門、原子力部門、流通部門(送電・配電・系統など)、営業部門、管理部門(人事労務・立地・経理・資材・燃料・土木建築・情報システムなど)などの幅広い業務を通して地域貢献に精進しております。
そして、羽咋高校を母校とする従業員が集い、「北陸電力羽松会」として今日まで50年以上にわたり、定例的に総会・懇親会を開催して交流を深めております。会員は現在50名程度で理系8割・文系2割の構成です。毎回、先輩・後輩の垣根を越えて談笑し、最後は全員で応援歌と校歌で締めて閉会となります。
羽咋高校に在籍の皆さんには、多くの先輩が北陸地域の電力を支えている事を知って頂くとともに、今後電力事業を志向される方々を「北陸電力羽松会」はお待ちしております。